仁に過ぐれば弱くなる。
義に過ぐれば固くなる。
礼に過ぐれば諂いとなる。
智に過ぐれば嘘をつく。
信に過ぐれば損をする。
気長く心穏やかにして、万に倹約を用て金銭を備ふべし。
倹約の仕方は不自由を忍ぶにあり。
此の世に客に来たと思へばなんの苦もなし。
朝夕の食事うまからずともほめて食ふべし。
元来客の身なれば好嫌は申されまじ。
今日の行をおくり、子孫兄弟によく挨拶をして、
しやばの御暇申すがよし。
(伊達家家訓より)
政宗の死生観のほんの一端が垣間見ることができる訓ですね..
「この世に客として迎えられ,またあの世へ帰るだけ」なのだと
人は役目を持って生まれてくる
それを一つ一つ果たしながら旅路を歩めばよいのだ